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森見登美彦『四畳半神話大系』登場人物が皆独特な個性で面白い!

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この本はこんな人に読んで欲しい!

〜ミナトの評価〜

✔ バラ色のキャンパスライフに一度でも憧れた人

✔ 京都が好きな人

✔ 個性的なキャラクターに出会いたい人


四畳半神話大系【電子書籍】[ 森見 登美彦 ]

内容紹介

妄想してないで、とっとと恋路を走りやがれ!
私は冴えない大学3回生。
バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。
悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。
いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!
さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。
大学生活を大きく左右するサークル活動。
自分の将来につながる道筋として活動している人もいますが、学生生活をより良いものにするために入部を希望する人もいます。
森見登美彦の『四畳半神話大系』では、京都を舞台に主人公である『私』がバラ色のキャンパスライフも夢見て入ったサークルで、
悪魔のような同級生『小津』や謎の多い浪人『樋口師匠』に行く手をはばまれ、憧れの乙女『明石さん』にお近づきになりたい!という気持ちが思い通りに行かない。
また、『四畳半神話大系』は4つの並行世界からなっていて、『私』が所属するサークルによってストーリーが変わっていくというちょっと不思議でギャグ要素の多い内容となります。
目次 <四畳半神話大系>
  1. 四畳半恋ノ邪魔者
  2. 四畳半自虐的代理代理戦争
  3. 四畳半の甘い生活
  4. 八十日間四畳半一周
登場人物 <四畳半神話大系>

「もし小津と出会わなければ、私の魂はもっと清らかであっただろう」
主人公。大学三回生。
大学生活がはじまって二年たった今、四畳半に座り込んでいる。
かつて夢見たバラ色のキャンパスライフが遠のいてしまったことを、小津に足を引っ張られたせいだと、嘆くが・・・。

明石さん
「あ」「ほ」
大学二回生。小津と同じ工学部所属の理知的でクールな黒髪の乙女。
「私」とは、夏の古本市で出会う。
「もちぐま」を、集めている。
苦手な蛾に遭遇した時だけ「ぎょええええ」と、漫画のような悲鳴を上げる。

小津
「僕なりの愛ですわい」
「私」の唾棄すべき友人で妖怪のようなやつ。
どこにでも顔を出しては、不毛なことに勤しんで、「私」を、負のスパイラルへと、引きずり込む。
秘密組織「服猫飯店」などを暗躍し、実は、京都を影で牛耳ろうとしている。
「私」に決して話さない、可愛い彼女が存在する。
主人公との、汚い「愛」も、そこはかとなく、ある。

樋口さん
「我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可解性である。」
モラトリアムの象徴のような、大学八回生。
神秘的な魅力で「弟子」を従え、自分のために動かす。
小津も、樋口師匠に、つかえている。
実は、神かもしれない。

城ヶ崎先輩
映画サークルの会長。
色男だが、潔癖症でラブドールを寵愛(ちょうあい)する。

羽貫さん
歯科衛生士。
英会話をやっている。
「私」が、ひととき、恋のロマンスに落ちる。
しかし、その正体は、たいへんに酒癖の悪い女性。
樋口師匠の世話女房のような役どころ?

香織さん
城ヶ崎先輩が愛するラブドール。

相島先輩
図書館警察の長官。
けっこうな立場でありつつ、城ヶ崎さんに恋の恨みをもっている。

ジョニー
もう一人の「私」。
恋に行き詰まったり、煩悶(はんもん)するとしゃしゃり出てくる。
「私」は、いつもそれをなだめる。
あらすじ <四畳半神話大系>
四畳半神話大系の主人公である『私』の大学生活におけるテーマが「バラ色のキャンパスライフ」。
サークル活動に勉学、恋愛それぞれが「バラ色のキャンパスライフ」を掴むために重要なステータスとなる。
だけど現実は想像のように甘くなかった・・・

悪友である『小津』、謎多き大学八回生『樋口さん』、理知的な黒髪の乙女『明石さん』。
「『私』は『明石さん』とお近づきになりたいだけなのに」という願いも、
個性的な登場人物にことごとく邪魔をされる。
「これは私が思う「バラ色のキャンパスライフ」とはほど遠い!」

映画サークル「みそぎ」に入った物語。樋口に弟子入りした物語。ソフトボールサークル「ほんわか」に入った物語。 秘密組織「福猫飯店」に入った物語。
4つのパラレルワールド(並行世界)で起こる一喜一憂の日々の中で、
器用に邪魔をしてくる悪友『小津』をさけ、後輩である『小津』や『私』を利己的に器用に扱う八回生『樋口さん』の誘惑的発言をさけ、その『樋口さん』になぜか弟子入りする『明石さん』。

思わぬ方向に転がっているチャンスを活かせるかどうか、読んでいて笑えること間違いなしの作品です!
印象的なセリフ <四畳半神話大系>
  • 僕は貴方に出会って全力で貴方をダメにします。 /小津
  • 我々は運命の黒い糸で結ばれてるというわけです。 /小津
  • 好機はいつでも貴方の目の前にぶら下がってございます。 /占い師の老婆
  • 七畳やら八畳やら十畳やらの部屋に住む人間は、本当に、それだけの空間を「我が物」として支配するに足る人間としての器があるのであろうか。 /私
  • 可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。 /樋口さん
  • ほんの些細な決断の違いで私の運命は変わる。無数の私が生まれる。 /私

『小津』のような人間が周りにいた場合どうしたらいいんだ。



とても個性的な人間だからね笑
でも読者皆が思うのかはわからないけど、僕は小津が大好きになったよ。



悪魔的な人間に魅力があるのか。



僕は『樋口さん』が好きだなぁ。
とても頭がキレるし、うまく言えないけど「無敵」って言葉が合う気がするんだ。



一見「無敵」っぽい『明石さん』は『蛾』にだけは弱いからね。そこが魅力でもあるよね!


読んだ人のレビュー
引用元:amazon

面白くて何度も読み直してます。何度読んでも面白い。今まで出会った小説の中で1番面白い。アニメも合わせるともっと面白い。



大学時代に準ひきこもりだった自分には共感できる部分が多い。
人生にたらればは無いっていう教訓めいた結末も好きです。


「僕なりの愛ですわい」

薔薇色のキャンパスライフは教科書通りのものしか存在しないのだろうか?
ろくでもない悪友からの惜しみない愛が、唾棄すべき薄汚れた四畳半が、
ある種の薔薇色のキャンパスライフとも言えるのではないか。
望んだものではないかもしれないが、小津の底の知れぬ深い愛を感じる。


四畳半神話大系【電子書籍】[ 森見 登美彦 ]

森見 登美彦

もりみ とみひこ


2003年、在学中に執筆した『太陽の塔』で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、小説家デビューする。
2006年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、第4回本屋大賞(2位)などを受賞し注目を集め、国立国会図書館職員との兼業作家として執筆活動を続けていた。
現在は退職し、専業作家である[3]。

2006年、会社の枠を超えた書店員有志による応援団「深見組」が結成されており、独自の販売促進が行われている。
オリジナルの販促グッズ等が用意され、フリーペーパー(『夜は短し歩けよ乙女』、『【新釈】走れメロス 他四篇』:まなみ組加入書店員の勤務書店店頭にて無料配布、非売)も発行されている。

なお2011年8月より、体調不良のため(本人ブログによれば、締切を増やしすぎたことが原因)作家としての活動を一時休止していた。
2013年、3年ぶりとなる長編小説『聖なる怠け者の冒険』を上梓。
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森山ミナト(minato moriyama)

年間200冊ほどの読書をしています(漫画も少しは読みます)。タモリとサングラスが合うのはもちろんですが、コーヒーと小説も良く合うので、是非お試しください!また、お問い合わせ等はTwitterやメールよりお待ちしております。※メールアドレスはツイッタープロフィールに記載されております。

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