TOPページ > 小説 伊坂幸太郎『ホワイトラビット』 立てこもり事件にオリオン座・・・さらにはレ・ミゼラブル!?

伊坂幸太郎『ホワイトラビット』 立てこもり事件にオリオン座・・・さらにはレ・ミゼラブル!?

スポンサーリンク

この本はこんな人に読んで欲しい!

〜ミナトの評価〜

✔ 見事な伏線回収がみたい人

✔ 驚くほどに騙されてみたい人

✔ オリオン座、レ・ミレラブルに興味がある人

✔ 昔の伊坂幸太郎作品が大好きな人


ホワイトラビット

内容紹介

仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。
SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。
息子への、妻への、娘への、オリオン座への(?)愛が交錯し、事態は思わぬ方向に転がっていく――。
「白兎(しろうさぎ)事件」の全貌を知ることができるのはあなただけ!
伊坂作品初心者から上級者まで没頭度MAX!あの泥棒も登場します。

ホワイトラビットを読んだ人の多くが「昔の伊坂幸太郎に戻った」「このドキドキ感は久しぶりだ」と口を揃える人気作品です!
伊坂幸太郎特有の読者を騙すストーリー構成がとても魅力的で、予想もしない展開に、つい一気読みしてしまうこと間違いなしです!
伊坂作品の人気登場人物である、あの泥棒!?も登場します!笑
登場人物 <ホワイトラビット>
兎田孝則
誘拐するグループの一員
綿子
兎田の新妻
黒澤
泥棒・探偵 伊坂幸太郎作品でお馴染みの人気人物
中村
黒澤の泥棒仲間1
今村
黒澤の泥棒仲間2
若葉
今村の彼女
折尾豊
一部から『オリオオリオ』と呼ばれている。
オリオン座に詳しいコンサルタント。
稲葉
誘拐グループのボス
勇介
白兎事件が起きた家の子供
勇介の母
白兎事件が起きた家の母親
夏之目
警察1
春日部
警察2
あらすじ <ホワイトラビット>
ホワイトラビットは、誘拐グループの一員である兎田孝則の新妻、『綿子ちゃん』が誘拐されるところから始まります。
綿子が誘拐された理由は、オリオン座に詳しいコンサルタントの折尾が犯罪グループの資金に手をつけ行方を眩ましたことが原因です。
その折尾を兎田に探させる為に犯罪グループは新妻である綿子ちゃんを誘拐します。そして「期間内に探し出さないと綿子の命を保証しない」という言葉を加え、兎田を必死にさせるという悪どい手を使う。
犯罪グループと折尾の事件に巻き込まれてしまった兎田と綿子ちゃん。家族・恋人を誘拐された気持ちが初めて分かった兎田。
必死になって探したあげくにたどり着いた一軒家で立て続けに事件が起こる。。。
また、本作品『ホワイトラビット』では、伊坂幸太郎作品をよく読む人なら絶対に知っているであろう、泥棒・探偵を職業とする黒澤が、あいかわらずの落ち着きぶりで、不運にも巻き込まれてしまった事件を操作する、非常に重要な役で出てきます。
印象的なセリフ <ホワイトラビット>
  • そういう無駄なところが、物語を豊かにするんだから。/夏之目愛華 P158
  • 分かりやすい嘘をつかなくちゃいけない、よんどころのない事情があったんだと思うから。/夏之目愛華 P156,258
  • 俺たちは、ルールを破る奴は許せないんだ。/黒澤 P24
  • 人は変わらない。同じことを繰り返すだけだからな/黒澤 P28
  • おまえはすぐに要点をまとめようとする。俺が懇切丁寧に語ろうとしたことの顚末を、一行で説明するだろ。それじゃあ伝わらないんだよ。/中村 P21

昔の伊坂が戻って来たぁ!しかも黒澤まで!

黒澤好きだもんねぇ。あの冷静沈着な態度に憧れるよねぇ

俺だって冷静だし沈着だ。そういう点で見れば俺は黒澤だ

確かにネズミ君は冷静ではあるけど、頭は良くないんじゃないかな・・・?

許さないぞ


読んだ人のレビュー
引用元:amazon
一見関係ないかに見える断片が次々につながっていくあたり、さすが伊坂さんと感嘆せずにはいられませんね。
読み進めていくと、「あれ?」「あれ?」って箇所がいくつも出てきて、「ああ、そういうことなのね」って感じです。
騙され感が凄いです。一気読みのオススメ本ですよ。


今村「黒澤さんは何でもできるんだぜ」
いやまあ、それにしてもそんなことまでできる、いや、するとはね。
たくさんの驚く仕掛けが散りばめられていて楽しめますが、私が一番驚いたのはそこでした。
ただの感想ですみません。


2度目読んでやっとしっかりわかりました。なかなか時系列を整理しながら読むのが大変。


ホワイトラビット

伊坂 幸太郎

いさか こうたろう

1971年千葉県生まれ。
東北大学法学部を卒業後、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。
04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、『死神の精度』で日本推理作家協会賞短編部門、08年『ゴールデンスランバー』で山本周五郎賞と本屋大賞、14年『マリアビートル』で大学読書人大賞を受賞。
他の作品に『AX』『サブマリン』『陽気なギャングは三つ数えろ』『火星に住むつもりかい?』『ラッシュライフ』『重力ピエロ』『首折り男のための協奏曲』、阿部和重氏との合作『キャプテンサンダーボルト』などがある。
関連記事

スポンサーリンク

ホワイトラビット伊坂幸太郎読書文庫オリオン座レ・ミゼラブルミナトのすゝめミステリー新潮社
ABOUT- この記事を書いた人-

https://blog-imgs-120.fc2.com/m/i/n/minatonochimata/20180215010434dd5.png

森山ミナト(minato moriyama)

年間200冊ほどの読書をしています(漫画も少しは読みます)。タモリとサングラスが合うのはもちろんですが、コーヒーと小説も良く合うので、是非お試しください!また、お問い合わせ等はTwitterやメールよりお待ちしております。※メールアドレスはツイッタープロフィールに記載されております。

Twitter Facebook instagram